エンジニアのステップアップをサポートします!
情報化社会が進む中、年々IT人材に対する需要は高まっています。特にアプリケーションエンジニアやサーバーサイドエンジニアと言ったWeb・アプリ市場では、新しい技術やサービスの登場による需要が高まっているとともにSEやPGといったエンジニア人材不足が懸念されています。
最近のエンジニア市場は売り手市場?
今のIT業界ではこうした背景から、より優秀な人材の確保をするために求人数も増加傾向にあります。エンジニアにとっては、自分のスキルや経験を活かしてより高待遇の職場への転職やキャリアアップが狙えるチャンスの時代とも言えます。
全てのエンジニアの方が最適な職場を見つけるために
このサイトは、そんなエンジニアの方々がステップアップを考えた時に、役立つ情報を提供するために開設しました。
より適切な職場を見つけるためのIT業界に特化した転職やエージェントの求人情報、転職時のマナーやガイドを漏れなくお伝えします。
- このページのもくじ [閉じる] [開く]
- 1 職種別のITエンジニア転職ガイド
- 1.1 Web向けの市場で活躍できる職種の需要が高い
- 1.2 得意分野を活かした提案型の開発・運用・SIメインの企業も多い
- 2 スキル別のエンジニア転職ガイド
- 2.1 AndroidやiOSの開発経験が活かされる!
- 2.2 言語やデータベースだけじゃない!問われるマネジメント能力
- 3 業種別のエンジニア転職ガイド
- 3.1 インターネット業界の募集求人が圧倒的
- 3.2 専門的な業界では安定したITエンジニア人材需要
- 4 地域別のエンジニア転職ガイド
- 4.1 求人の多くは都市部に集中!業界ごとの偏りも顕著
- 4.2 関東圏ではWeb・オープン系、次いでテクニカルサポート系の求人が多い
- 5 ITエンジニアにおすすめの転職エージェントガイド
- 5.1 おすすめ転職エージェント
- 5.2 日本の30代のエンジニアは二人に一人が転職を経験
- 6 ITエンジニアが転職する時の基本ガイド
職種別のITエンジニア転職ガイド
各転職エージェントが公開している求人情報の統計を紐解いていくと、現在はエンジニア職の中でもSEやPGと言った前線で活躍される人材の需要が高いです。特にアプリケーションエンジニアやサーバーサイドエンジニア、インフラエンジニアへの募集が多い傾向にあり、Web上でのサービス開発の活性化の影響が見られます。
一方で、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントと言った、マネジメント能力や経営視点に立って事業を大きく見据えるポジションも随時募集がありますので、よりやりがいのある職種への挑戦もし易い環境になっています。
Web向けの市場で活躍できる職種の需要が高い
現代ではスマートデバイスへのアプローチを行っている企業が多いこともあり、JavaやPHPと言ったアプリケーションやサーバーサイドで活躍できるスキルを持ったITエンジニア人材が求められる傾向にあります。
特に、Webサービスの開発や運営を事業にしている企業では、積極的に正社員採用に力を入れています。また、スマホアプリの開発、運営に関係した求人の数は目を見張るものがあり、日に日に新規求人案件への募集がかけられています。
新規サービスの開発系であれば、同時にコミュニケーション能力や自発性が求められる事が多いので、新しいスキルを取得したいとか、キャリアアップをしたいなどのチャレンジ精神がある人にとっては活動しやすいでしょう。
得意分野を活かした提案型の開発・運用・SIメインの企業も多い
ただ、大手企業、中小企業含め全体としてはそれまでの強みを活かして、システムをパッケージ化したり顧客の要望に合わせて開発したり、特定業務分野における提案型の事業の拡大を軸にしている企業が多いのも事実です。技術の進歩が激しい現代において、その強みとなるサービスが5年後も社会に有益な価値をもたらすと考えられるのであれば、これまでの経験を活かして自分のスキルを深めていける同業種への転職を検討するのも正しい選択でしょう。
スキル別のエンジニア転職ガイド
IT技術の需要は、時間とともに激しく変動していきます。それに伴い、需要のあるスキルも当然変わってきます。ここでは、現在のITスキルを紹介するとともに、そのスキルを持った人材を対象にした求人について紹介していきます。
近年では特にJavaやPHPと言った、Webやアプリケーションサービスの領域で必要になるスキルを求める案件がバブルを迎えています。この背景にはスマートフォンの普及やクラウドサービスの本格化、ビッグデータやDMPを活用した企業戦略の多様化などの影響が見られます。ゲーム産業での市場拡大も見過ごせません。一方で人口知能やIoT(/M2M)といったモノに関わる市場も伸びていくことが予想されますので、関連したITスキルへの求人も今後増えていくことでしょう。
AndroidやiOSの開発経験が活かされる!
最近は、スマートフォンの普及によりアプリの開発・運用領域で活躍できるITエンジニア人材に注目が集まっています。AndroidやiOSデバイスでのシステム開発経験があるエンジニアはそれだけで強みといえるでしょう。センシングデータを用いたアプリケーション開発であれば、戦力として期待されることも多いかと思います。その他言語としては、Ver.5以降のPHPや6.0以降のJavaといった、Webサービスの開発やサーバ構築の経験を求める企業も多くあります。
言語やデータベースだけじゃない!問われるマネジメント能力
開発の前線で活躍するプログラマの求人も多くありますが、プロジェクトを管理・設計できるマネージャーやリーダーを募集した求人もこの数年で増加傾向にあります。そのため業界全体でITエンジニアには単純な技術力だけでなく、マネジメント能力、コミュニケーション能力ビジネスアイディア構想力といった組織へどれだけ貢献ができるのかを求める声も多くあります。
若手のエンジニアが増えていく中で、チームを統括しプロジェクトを成功へと導ける人材は企業側にとっても魅力的です。これまでに何かしらのプロジェクトを牽引して成功した体験がある人、自身のアイディアが採用されて事業の可能性を広めた経験がある人は転職の際に積極的にアピールしていいでしょう。
業種別のエンジニア転職ガイド
エンジニア人材の需要は業界の景気に比例して増減していきます。これまで働いてきた業界が盛況であればより好条件の求人が見つかることでしょうし、逆に下火になってきたら今度は別の業界に目を向けていく必要があります。ここでは、業種別の動向を見ていくとともに、関連した求人案件について解説していきます。
現在はクラウドサービスやプラットフォームの全盛期とも呼べる時代なので、SIerやインターネットに関連した通信系ソフトウェアを開発している企業の求人が多い傾向にあります。スマホゲーム市場も景気が好調なので、ゲームプログラマやディレクター、デザイナーを求めている新規から大手企業の求人も目立っています。
インターネット業界の募集求人が圧倒的
今ITエンジニアを最も必要としているのはインターネットを中心としたIT・通信業界です。業種としては自社サービスを展開したSIerやソフトウェア開発含め、求人数では他のメーカーやエンタメ、サービス業界よりも群を抜いています。
ICタグを使ったサービス開発やIoT案件、アプリケーション開発などその領域は多岐に渡り、募集している職種もデーターベースエンジニアやテストエンジニア、フロントエンドエンジニアなど様々です。最近ではデータサイエンティストと呼ばれる分析・解析能力に長けた、戦略設計やマーケティングのスペシャリストの募集も多く見られるのも特徴です。
専門的な業界では安定したITエンジニア人材需要
通信業界に次いでゲーム業界のITエンジニア需要が高まる中、流通系や商社系、教育系、金融系においても経験を持った技術者を求める声が安定してあります。インフラとしての社内SEやネットワークエンジニアも随時募集があるので、安定した環境を求める人は今までとは違う業界にチャレンジしてみるのもおすすめです。業界によってJavaやCSSだけでなく、MySQLやC#、Git、Unityなど複数の開発言語の好きを求められることがあります。
地域別のエンジニア転職ガイド
社員として働くITエンジニアの多くは、所属している企業の営業所か取引のある出向先での勤務が主になります。ここでは、地域別のITエンジニア人材の需要や特徴を解説するとともに、地域ごとの求人の傾向を見ていきます。
求人の多くは都市部に集中!業界ごとの偏りも顕著
世界中のどこでもインターネットが使えるようになったとは言え、IT企業はその特性上、所在地や営業所を都市部に集中していますので、当然求人も都市部に集中しています。特に自社開発系のWebサービスや広告を取り扱う企業は、東京23区を中心とした首都圏に本拠地を構えていることが多く、求人案件の数も顕著です。地方企業では工業や建築業に関連した企業の求人が多く、IoTやインフラのエンジニアが制御系、組み込み系ともに求められている傾向にあります。
関東圏ではWeb・オープン系、次いでテクニカルサポート系の求人が多い
東京でも23区は圧倒的な求人数となっていますが、それ以外の所謂郊外においても全国的に見ればかなり高い求人数となっています。23区を除けば日本最大の政令指定都市の横浜に多いのはもちろんですが、川崎、埼玉、千葉でもシステム開発やネットワーク設計、保守などの職種でITエンジニア人材が求められています。最先端技術に取り組んでいる企業も多く、転勤に伴う異動がなしの求人や長期休暇が取れる求人など、待遇面でも好条件な募集が多く見られます。
ITエンジニアにおすすめの転職エージェントガイド
ITエンジニアの人が転職をする際の転職活動手段の中でも、近年利用者が顕著に増えているのが転職エージェントを活用した方法です。かつてはITエンジニア職を専門的に取り扱った人材エージェント事業を行っている企業はそれほど多くはありませんでしたが、最近は大手の他にも新興企業が高い質のサービスを提供しています。ここでは、数あるITエンジニア向け転職エージェントの中でも、評判の良いサービスと実績を持った転職エージェントについて詳しく紹介していきます。
おすすめ転職エージェント
エンジニアキャリアガイドがおすすめする転職エージェントはこちらです。
レバテックキャリア
■レバテックキャリアのポイント ・IT・Webに特化した求人案件多数 ・丁寧な転職者サポート体制 ・年間3,000回を超える企業訪問 ・開発現場の情報収集が得意 ・東京周辺の求人に強い |
type転職エージェント
■type転職エージェントのポイント ・転職盛況社の年収アップ率71% ・設立から15年の実績 ・キャリアチェンジに強い ・東晶一部上場のブランド力 ・専任アドバイザーによるキャリアプランの提案 |
マイナビIT AGNET
■マイナビIT AGNETのポイント ・業界トップクラスの求人数 ・求人情報以上の現場の内情を提供 ・個別の面接対策を実施 ・国内最大級の転職支援実績 ・キャリアアドバイザーはIT業界の経験あり |
日本の30代のエンジニアは二人に一人が転職を経験
2016年の『IT人材白書』によると、30代までのIT技術職に就くエンジニアの二人に一人が転職を経験しているというデータがあります。技術革新の激しいIT業界では人の流動性も比例して速く、ずっと同じ職場で働き続けるよりは自分の希望するキャリアや収入、職場環境を求めて転職する人が増えています。
縁故やハローワーク求人サイトでは明るみに出にくかった情報も、転職エージェントを経由することで知れるようになりました。またあなた自信のキャリアプランを一緒に考えて最適な職場のマッチングを売りにしているエージェントも多くあります。それぞれの転職エージェントによって特色もありますので、これから転職をされる方は自分に一番あっている転職エージェントを探す際に活用してみてください。
ITエンジニアが転職する時の基本ガイド
「転職したいけどそもそも仕方がわからない!」、「自分の希望にあった求人はどうやって探したら良いの?」、「面接ってどんな風に行われるの?」
転職に興味を持ったITエンジニアの人からの質問で多いのは、案外こういった基本的なことが多くあります。そこで、まずはチェックしておきたい基本的な転職の流れやマナーなどを、ITエンジニア業界に特化して解説していきます。
売り手市場のITエンジニア業界出会っても、闇雲に動いたら転職も上手くは行きません自分の希望する求人や職場へ確実に転職できるように転職活動を始める前に一度目を通してみてください。